弘田さんからのお便り
今年の稲の作付面積は約9町歩で、品種は「こしひかり」を作っています。勉強会で得た栽培マニュアルに従って種籾の浸漬からHIETを使い苗代作り、田植とHIETを水に作用させました。
その結果、種籾の発芽状態が大変よく、揃った苗が出来ました。そして根の張りが大変良いなぁと思いました。定植後の状態は写真の様に分けつ力が旺盛で、かつ、丈夫な稲になっていると感じました。
茎の太さや草丈は普通かと思いましたが、2度の台風でも倒れなかったので、珪酸分が非常に高く強い稲になっているのがよくわかりました。又、例年であれば、除草剤・殺菌剤を4回位やっていたのが、今年はそれぞれ初期に1回だけ(限りなくゼロに近い)。
農作業的には大変楽をして稲作りが出来ましたので助かりました。それ以上に、このことは消費者へのP.Rには大きなメリットで、とても嬉しかったですネ。
次に収穫期を迎える頃の生育状況を見ていての感じをお伝えします。
1穂あたりの粒数については、今年は日照時間が多すぎてやや少ない気もしました。又、粒張もやや悪いかと思っておりましたが、結果としてはしっかりとした粒になりました。
早速に精米して、お世話になっている方やお取引頂いている方にお送りして評価を頂きました。皆さんから「今年の米は例年になくコシヒカリ独得の粘りと甘味が強く、又食感が良く素晴らしく美味しい米だ」と高い評価を頂きました。生産者としては、お客様に認めてもらったことは、この上ない喜びです。
これからも多いに頑張っていつまでも消費者の方に認められる米作りを続けたいと思っております。
ハイエット水使用の栃木県の生産者の方からの写真です。
同じ品種、同じ栽培方法でもこれだけ差がつきます。
根の大きさが全然違います!!
左:通常 右:ハイエット使用、
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