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1. ミクロの水分子の世界 不対電子の量の増大を検証
2008年9月2日
ハイエット処理水道水と純水のESR測定結果
(関連測定 ハイエット処理水の蒸発実験)
茨城高専
機械システム工学科
根本栄治
人間の生活、地球環境に欠かすことのできない生活水としての水道水と、不純物を含まない純水のハイエット効果について、ESR(電子スピン共鳴法)で測定したので報告する。
1.日時: 平成20年8月26日(火)
2.測定装置: ESR分光計
3.測定試料: 2種類で実験
(1)水道水
(2)純水
4.実験結果
図1に、ハイエット処理水道水と未処理水道水、図2に、ハイエット処理純水と未処理純水のESR分光測定結果を示す。

図1 ハイエット処理水道水と未処理水道水のESR分光結果
5.考察
図1に示したように、水道水にハイエット素子を作用させた場合に、大きなハイエットESR効果が現れている。それに対して、図2の純水には、ハイエット効果は大きく現れていない。これは、通常の水道水には、不対電子を有する構成因子が多く含まれていることを示しているが、これらの不対電子を持つ構成因子がハイエット処理されることで、その不対電子の構成因子の量を大きく増加させる効果があることが分かった。これは、今までにない新たな知見であり、ハイエット素子が水に対してどのような働きをするのかということを、具体的に不対電子のレベルで明確に解析できたことを意味している。
以上
研究所所見
ESR測定とは、ミリテラスレベルの微弱磁気を与えることによって、目に見えない分子の世界の、その中でも最極小の原子核を周廻する電子の動きを見ることが可能です。
特に自然界の法則となっている、不対電子の動き(量)を測定することが出来ます。
(研究所ホームページのテーマ「水とイオン化」のページ参照)
汎用レベルは、生体内の活性酸素測定(フリーラジカル)や光触媒効果、更にはダイオキシン分解などの環境関連分野でも実用研究がなされているところです。
今回、もっとも基本的な「水の分子の世界」において、ハイエット水が水道水と比較し、その不対電子の量で明確な差となって確認されたことは、従来から主張している、常温でもバラバラな分子の量が増える!という研究テーマと符合するものです。
昨今、怪しげな磁気水(新聞記事参照)といった、科学的な測定データが不足している旧来の水処理器とは異なり、専門的な解析検証が出来た事は大変心強い限りです。
測定にあたった皆さん、お疲れ様でした。
関連新聞記事 (2008年朝日新聞)より

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2. ハイエット処理水の蒸発実験
ハイエット処理水の蒸発開始時間及び蒸発完了時間の測定
1.実験方法: 大気圧開放容器を用いた一定熱流束加熱実験による蒸発測定実験
2.温度測定器: 温度データロガー(Mシステム技研製)
3.測定実験: 測定精度を上げるため異なる二種類の容器、加熱測定系を用いて、
その各々について蒸発実験を行い、本実験における測定結果とした。
蒸発実験装置ーその1

蒸発実験装置ーその2

ハイエット処理水と水道水の蒸発現象の実験(1回目)

図1 ハイエット処理水と水道水の蒸発現象(1回目)
ハイエット処理水と水道水の蒸発現象の実験(2回目)

図2 ハイエット処理水と水道水の蒸発現象(2回目)
表1 ハイエット処理水および水道水の蒸発時間の測定結果

ハイエット処理水の蒸発実験における結論
1.ハイエット処理水は、水道水に比べて、蒸発現象を促進する効果があることが分かった。
2.ハイエット処理水は、分子振動活性装置により、水中の不対電子群がラジカル化し、相対的、もしくは絶対的にフリーラジカル不対電子分子の総量が増加して、水中における熱の移動速度が改善されるため、結果的に蒸発現象が促進され、水全体の蒸発時間が非処理水に対して、短縮されるという熱的改善効果があるものと推察される。
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