研究所TOP > 研究所活動> 人災!津波・原発・風評!三重苦の福島被災地レポート
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津波の相馬市海岸地区。がれきの山の前で 地元でボランティア活動をしている長谷川さんと。 |
閑散!パトカーの姿も見える飯館村中心部(公民館) |
9月27日、福島の被災地を訪れる機会がありました。当社の輸送業務の配送先である、食品会社勤務の長谷川さんと同行させて頂きました。長谷川さんはボランティアで「福島っ子を救う会」の事務局長も務めており、食の安全について日夜奮闘しております。3月11日の大地震、大津波、そして3月12日と15日の原発爆発により福島県全体がその後の風評被害も含め、今は三重苦という大変な十字架を背負っています。原子炉安定化に向けて、今も懸命の作業が続けられており、作業の皆さんのご苦労を想うばかりです。それでもまだ事態は終息していません。
(爆発時の立ち上る煙が原爆投下時の写真と同じ)然し、この爆発、放射線・放射能問題で今までの生活を一変させてしまった住民の皆さんがいらっしゃることも事実です。今も刻々と放射能汚染の状況が報告されている現実もあり、元の状況に戻ることの大変さは、報道でも紹介の通りです。今回は、長谷川さんと計画的避難区域の飯館村、そして津波の直接被害のあった相馬市の海岸、そしてそれでも懸命に復旧作業をしているトマトの屋内栽培施設を見ることが出来ました。
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広島原爆180発分のセシウム拡散・・・
一日も早い汚染スポットの対応。 |
長谷川さんのお話では・・・
文部科学省は、3/16に飯館村南部の長泥地区に放射線モニターチームを派遣。原発から約30キロの距離にあるが、避難区域からかなり離れたこの村に、降雪によって放射性物質が多量にフォールアウトされたことを示唆する情報を握っていた。政府は3/25に飯館村へ長崎大学教授の高村昇氏を派遣し、屋外でマスクを着け頻繁に手を洗うなどの予防措置を講じれば安全な生活を続けられると述べた。ICRPの勧告を受けてようやく4/22に計画的避難区域に指定し、人口6000人の全村避難が完了したのは5月末でした・・・。(当時の様子、ようやく報道され始めました。遅すぎると思うのですが・・・)
ということで、地域としては、もう少し早く非難指示が欲しかったというコメントでした。特に12日の爆発のあと、南相馬市では空からキラキラ光るものが降ってきた!(爆風も感じた)という状況だったそうです。原子炉建屋の爆発粉じんに違いありませんが、この地域周辺のストロンチウムの値が、、他より異常に高かったのも気になります。何故かこの事実は、地方紙では取り上げられたものの、首都圏の大手メディア、TV報道ではあまり大きく取り上げられませんでした。情報がうまく伝わらなかったのでしょうか?また後に発表されたスピーディなどの検証により、飛散した放射能物質が、13日、14日と風向きにより位置を変え、最終的には15日に風に流されて飛散していた放射性物質が、降った雪と一緒にどっと地上に舞い降りたとのことです。全て初めての体験であり、当時予測するのも至難だったのかもしれませんが何とも言葉がありません。
以下現地の写真をご案内します。
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飯館村、ススキがわびしい雑草だけの田んぼ、 ここで3マイクロ以上です。 |
飯館村。手つかず、放置されたままの水田地帯が ずっと拡がっています。 |
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飯館村。水田と酪農の農家。今は誰も、何もいません。 むなしさが残ります。 |
相馬市、地上1mでは1マイクロ以下。 でも土壌汚染は深刻。校庭での除染作業。 |
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海岸の津波地域。見渡す限り何もない、大津波の恐ろしさ。 ここから飯館村の安全な山間部へ避難した方も多いと聞いています。 |
津波の現場、相馬市の海岸。 向こうの山を越えると宮城県。 会社の安田役員と。 |
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前の写真の崩れた防潮堤が 居住地域にもっていかれています。恐ろしい津波の力。 |
橋は残りました。 でもそこにあった活気ある住民の生活の場は・・・。 |
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| 復旧に向けて!相馬市の屋内トマト栽培施設。 | 栽培施設。このうちの半分は地震で倒壊です。 |
特にこうした局面では、即、原発廃止とか、ゆるやかなエネルギー転換とか、とかく現場を無視したイデオロギーによる、現地へのパワーが強まります。(長谷川さんも痛感しておりました)今は除染というテーマで行政のバックアップもありますが、現地としては特に子供たちには、何を食べさせて行けばいいのか?(既に体内被曝の現実)そういう事になかなか答えてくれない!という想いもあるようです。長崎原爆の地でも90歳まで長生きをされた方もいらっしゃるわけで、肝心なことは前向きな心(免疫力)と、体外への放射性物質、代謝の食べ物だと思います。希望を失えば益々カラダも弱まります。今は、起きた事をなげいていても仕方ありません。
福島の皆さんが前を向いて進んで行けるよう、我々の出来る何かでお役に立つバックアップをお願いする次第です。それにしても県レベルでのコメントが、「体にいいものを摂って食べて下さい!」との地域への案内は、この未体験の原発事故の深刻さが伺えます。本号でも先にご案内した通り、今や福島は世界の福島になっています。地球を飛散周回している放射能は全世界に影響を及ぼします。同じ地球という水槽に在って、一つの国、一人だけが影響なし!ということはありません。除染も大切ですが、これからはこうした放射能にも対応できる健康なカラダ、食べ物にも目を向けていく必要があります。こうした免疫向上という観点から、生命医学的な学術研究もさらに進めていってもらいたいものです。
我々も小さな出来る事で応援して行きたいと考えております。
福島ガンバレ!負けるな福島!応援お願いします!
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